適応障害のある方でも安心!住宅ローン選びのポイントと金利対策
- 適応障害があるので住宅ローンに通るか分からない
- 金利上昇の報道を目にするけど自分の住宅ローンは大丈夫か
- いろいろな金融機関を比較したい
住宅ローンを検討する上で、適応障害やその他のメンタルヘルスの課題を抱える方にとって、審査のハードルや不安は大きいものです。私自身、適応障害で休職経験がありましたが、無事に住宅ローンを組み、一般団信の審査も通過しています。その実体験を通じて、適応障害をお持ちの方や、将来住宅ローンを組みたいと考えている方にとって役立つ情報をお伝えしたいと思います。また、最近では金利の上昇が報じられ、ますます住宅ローンの選択に対する慎重さが求められています。この情報が、安心して住宅ローンを選ぶための参考になれば幸いです。
住宅ローン選びの重要性
住宅ローン選びが家計に与える影響
住宅ローンを選ぶ際に考慮すべき最も重要なポイントは、金利が家計に与える影響です。例えば、基準金利が0.15%上昇すると、借入額1000万円の場合、月々の返済額が約650円増加します。借入額が5000万円の場合、月々の支払いは約3250円増加します。これは、ローンの返済期間中に積もり積もって大きな負担となります。
金利タイプの選び方と長期的な影響
金利の選択肢には、固定金利と変動金利があります。固定金利は契約時に決められた金利がローン期間中変わらないため、金利上昇時のリスクを避けられますが、その分最初の金利が高めです。一方、変動金利は市場金利に連動して変動するため、金利が上がれば返済額が増え、家計に与える影響が大きくなるリスクがあります。
金利の動向と住宅ローンの基準金利
続いては、以下のトピックについて解説していきます。
- 基準金利と実行金利
- 優遇幅の重要性
金利の決まり方と基準金利の影響
住宅ローンの金利は、日銀の政策金利や市場動向に大きく影響を受けます。日銀が金利を引き上げると、市場の金利も上がり、それが住宅ローン金利に反映されることがあります。ただし、基準金利の上昇が必ずしも住宅ローン金利にそのまま反映されるわけではありません。
実行金利と優遇幅の重要性
実行金利は、住宅ローンの金利決定において最も重要な指標であり、これは基準金利から銀行が設定する優遇幅を差し引いたものです。優遇幅によって、実際に適用される金利が異なるため、借り入れを検討する際は、銀行ごとの条件を比較することが非常に重要です。
銀行の優遇金利と交渉ポイント
銀行優遇金利の仕組み
住宅ローンの金利は、銀行が設定した基準金利に基づきますが、実際に適用される金利は「優遇金利」によって調整されます。優遇金利は、借入条件やお客様の信用力に基づいて、銀行が提供する割引部分のことです。大手メガバンクでは、基準金利が上がっても、優遇金利を適用することで、実行金利をあまり上げないように調整することが一般的です。
交渉テクニックと見落としがちなコスト
優遇金利を適用するためには、審査を通過する必要があり、最優遇金利を得るためには、信用情報や収入状況、勤続年数などが重要なポイントです。また、金利だけでなく、手数料や保証料といった見落としがちなコストも確認しましょう。交渉の際には、これらのコストも含めて総額でどれだけお得になるかを比較することが大切です。
交渉のテクニックとしては、複数社競わせることです。私も実際に2社比較しましたが、いずれも他社が何%で出してきたか、何%なら契約してくれるか、と交渉には前のめりでした。こういった機会を逃さず、強気で交渉していきましょう。
金利が上昇したら借り換えを検討
金利が上昇した場合、借り換えを検討することが重要です。
- 固定金利で契約している人
- 手数料をふまえてお得になるかシミュレーションが必要
特に、固定金利で住宅ローンを借りている場合、変動金利に借り換えることで、お得になる可能性が高いです。
固定金利は長期金利である国債に連動しており、市場の金利動向に敏感に反応します。一方、変動金利は短期プライムレートに基づき、日銀の政策金利に影響を受けます。したがって、固定金利が上昇した後に、変動金利が追随する傾向があるため、早期に借り換えることで金利の上昇を抑えることができます。
固定金利はおおよそ1.9%、それに対し変動金利は0.4%です。
金利上昇のリスクや固定金利の安定を引き合いに出されますが、変動金利で1.9%の金利がつけられる経済状況かというとそうではありません。金利が上がる=物価も上がるので購入物件も値上がりが見込めます。
このような状況から変動金利をお勧めしております。
ただし、借り換えには手数料がかかるため、シミュレーションを行い、金利メリットが手数料を上回るかどうかを確認することが必要です。借り換えを検討する際には、金利の動向だけでなく、シミュレーションを通じて実際の返済額の変化を見極めることが大切です。
住宅ローン相談サービスで自分に合ったローンを探す
住宅ローン選びは、数多くの選択肢から最適なローンを見つけることが重要ですが、自分で比較して探すのは時間がかかり、面倒に感じることもあります。そんな時に役立つのが「モゲチェック」です。
モゲチェックを使えば、簡単に住宅ローンの比較ができ、複数の金融機関から自分に最適なプランを見つけることができます。特に、融資承認がどれくらいの確率で降りるか気になる方には、事前にシミュレーションできる点が便利です。これにより、ローン選びの失敗を避け、より安心して住宅ローンを選択することができます。
「住宅ローンを自分で比較して探すのは面倒!」「借りられる金額や融資承認の確率をすぐに知りたい!」という方には、モゲチェックがおすすめです。簡単な入力で、最適なローンを一括で比較できるので、時間を大幅に節約できます。
まとめ
住宅ローン選びは長期的な家計に大きな影響を与えます。金利の動向や優遇金利の仕組みを理解し、借り換えを検討するタイミングも重要です。自分に合った住宅ローンを選ぶためには、モゲチェックのような専門的な相談サービスを活用することで、手間なく最適な選択ができます。金利上昇を見据えた対策をしっかりと取りながら、自分に最適な住宅ローンを選びましょう。
私が実際に契約した金融機関や条件は以下のnoteにまとめています。
ご参考になれば幸いです。